2000. 3. 京都府 上京区 寺町通りの家

通り庭を持つ 新しい京町家の提案 「 記憶の庭 」

CONCEPT

“記憶”−過去の経験から影響を受けて心に残っているもの。(日本語大辞典)
町家を壊さず住み続けるという選択は、今や賛同を得やすい選択になっています。しかし、住み手にとって、家の存在とは何でしょうか。この住宅に記憶が蓄積され、時代の証人として脈々として生き続けるイメージを投影しました。
建物の南側、前方から後方まで記憶の庭がつらぬきます。この庭に開け放つかたちですべての空間があり、楽しい出来事、悲しい出来事、ハプニングなどが投影され、家族の記憶となり残ってゆきます。また自然の気配もこの庭をとおして感じ取られ、音や匂いも空間を通りすぎ苔がむすようにこの庭に蓄積されます。

DATA 構造:RC壁式構造3階建
規模:敷地面積/86.84平米
建築面積/51.58平米
延べ床面積/149.44平米
竣工:2000年3月
建築費:約4000万円
 

    

 

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